滝川グループのSDGs(Sustainable Development Goals)への取り組み
わたしたちの生活は、日常の衣・食・住といった基本的な生活様式に加え、様々な文化的・経済的活動によって成り立っています。こうした文化・経済活動において、産業機械から産み出される製品が必要不可欠なものであることは言うまでもありません。
産業機械メーカーであるわたしたち滝川工業は、こうした製品づくりに取り組むことでお客様満足の極大化を目指しつつ、再生可能エネルギーの積極的な活用などを活かしたサステナブル(持続可能)な取り組みによる事業活動を通じてSDGsの達成に貢献していきます。
こうした取り組みの継続は責任ある企業市民の一員として果たすべき地域・社会貢献活動のひとつであると考えています。
従業員教育の充実化を
通じた社会貢献
わたしたちは従業員教育に熱心に取り組んでいきます。職業能力の向上を意図した研修・教育の受講などを通じて、豊かな社会人として成長することができる「まなび」の機会を提供します。
また、「滝川グループの行動ルール」において、あらゆる差別を否定し、平等・公正の重要性を謳っており、従業員教育にもこうした内容を盛り込むことを通じて、差別のない健全な社会の発展に貢献してまいります。
このような社内教育を展開していくことで従業員の働きがいを促進していくことは、健康面にも有益に作用すると考えています。
環境問題への取り組みを
通じた社会貢献
わたしたちは再生可能エネルギーの活用に積極的に取り組んでいます。太陽光発電システムは、既に稼働中の本社第四工場に加え、隣接地を新たな発電システム拠点とすべく準備を進めており、この完成後は、本社の総発電量の約4割を再生可能エネルギーで賄うことが可能になります。また、本社内の照明機器は全てLED化されており、省電力化に配慮した仕様となっています。
上記に加えて、社用車の環境対応車両化を進めており、新規購入時にはガソリン車の構成比率を低減させる取り組みも進めています。
技術革新を通じた社会貢献
わたしたちは、主力製品の開発における技術革新にも積極的に取り組んでいます。
一例として、主力製品である結束機の電動化対応があります。従来、業界的にも油圧駆動が常識でしたが、環境への負担を軽減できる電動結束機を新たに開発したことで、多くのお取引様から高い評価をいただいています。
滝川グループのカーボン
ニュートラルへの取り組み
わたしたちは、経営理念の「子孫に美しい地球を残すために、エネルギー・資源消費の削減とリサイクル・廃棄物の減量化並びに環境汚染の防止・製品の品質改善の実行を通して、地域・地球環境の保護を目指す。」に基づき、カーボンニュートラルへの取り組みを行っていきます。
気候変動対応
生産活動におけるCO2削減
当社グループは、生産活動で発生するCO2排出量を2030年度に2018年度比で50%削減する目標を設定しています。目標を達成するための重点施策として導入しました太陽光発電設備により、本社工場電力の約4割を再生可能エネルギーで賄うことが可能になりました。また、当社グループ全社の照明機器は全てLED化されております。今後は、電気自動車の導入も積極的に行い、省エネルギー活動を更に推進してまいります。
2018年実績 | 2023年実績 | 2030年目標 | |
生産活動におけるCO2排出量 | 785t-CO2 | 631t-CO2 | 392t-CO2 |
生産活動における CO2排出量 |
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2018年実績 | 785t-CO2 |
2023年実績 | 631t-CO2 |
2030年目標 | 392t-CO2 |
※太陽光発電設備設置の効果
本社工場の第4工場屋根(約1,400m2)および近隣造成地(約2,300m2)に太陽光発電装置を設置。これにより、1年間のCO2排出量を約239ton削減出来ました。
本社工場 第4工場屋上 181.5kw発電所
本社工場 北側造成地. 244.8kw発電所
※LED照明導入の効果
当社グループ全工場の水銀灯照明204台をLED照明へ更新。また、厚生棟の全照明も100%LED化。これにより、1年間のCO2排出量を約47ton削減出来ました。
※省エネ工作機械の導入
2022年に本社工場へMazak製の省エネタイプ工作機械(INTEGREXe670H)を導入。これにより、1年間のCO2排出量を約282㎏削減出来る予定です。
本社工場. Mazak製INTEGREXe670H